2012年9月アーカイブ

大人のあせもを防ぐには


大人にできてしまうあせもは、子供の予防方法とは異なります。

いつでも簡単に着がえることができず、薬を塗ることもできません。
朝と夜の予防がとても重要ということになります。

夏になると、寝ている間に汗をかいていることが増えます。
そのまま時間がないからと、すぐに服に着替えるのは避けましょう。

夏は、時間に余裕を持った行動をすることをお勧めします。

早く起きてシャワーを浴びると、快適な1日をスタートさせることができます。
シャワーの温度は熱めに設定しましょう。
数分間浴びてすぐに済ませます。

このときに、メンソール入りのシャワー剤を使ってみると、体が涼しくなります。
あせも予防のためには汗をかきにくくするということも、重要なポイントです。

夜の入浴はぬるめのお湯につかります。
熱いと肌に刺激となり、乾燥からあせもができてしまうからです。

汗を抑える効果も持っています。
汗から起きるあせもを防ぐことが可能です。
気持ちのよくなる石けんを使い、体を洗うようにします。

入浴剤の使用もお勧めです。

体に冷却感を与えるような、クールタイプの入浴剤がいいでしょう。
夏には涼しさが増します。

そして入浴後は、しっかりと保湿するようにしましょう。
あせもに高い効き目のあるローションがあります。


使ってみてはいかがでしょう。


あせものよりについて


乳児にできるのが、あせものよりです。

普段から気をつけて、ここまでひどくならないようにしておくようにしましょう。


保護者が汗の対策や予防をしっかりしておかないと、黄色ブドウ球菌が傷から入り込みます。
この菌が繁殖してしまうと、あせものよりになってしまうのです。

首筋や顔、頭部がよくできる部分です。

肌が柔らかく、汗の量も多いことが原因となります。
こぶのようにぶよぶよしているものが、だんだん大きくなってきます。

リンパ節が腫れるほど進行すると、高熱も出ます。
膿が出て、つらい症状になってしまうものです。

あせもができたら、すぐに皮膚科に行って診てもらうようにしましょう。

膿を出すためには、切開するという場合もあります。
小さな乳児にはとてもつらい治療です。


ブドウ球菌をなくすために、抗生剤を内服薬として使用します。

アクリノール亜鉛華単などの外用薬は、炎症を抑えるために処方されます。
毎日清潔な肌着を身につけるようにします。素材は綿100パーセントがいいでしょう。


爪を短くしておくことで、あせもの悪化を予防できます。
髪も首筋にかからないようにしておきましょう。

あせも予防に有効なことは、いろいろあります。
すべて実践することをお勧めします。


枕カバーや布団カバーなどは、こまめに洗いましょう。


温度調整や湿度も適切に設定しておきます。

あせもに効くどくだみ


胃腸の働きを強くし、高血圧に効き目が高いと言われているものが、どくだみです。

白い花を咲かせるどくだみは、万病予防に効く薬草と言ってもいいでしょう。
傷ができたときや湿疹、それにあせもにも高い効き目を表します。


肌の乾燥を防ぐことが、あせもには大切です。
入浴時には特に気をつけるようにしたいものです。

あせも予防や対策に、どくだみを入れたお風呂に入るのが有効です。
どくだみ風呂は、乾燥させたどくだみを袋に入れ、煮出してからお風呂に入れます。
口をしっかりと閉じておくようにしましょう。


どくだみは、その効用の多さから十薬(重薬)とも言われています。

腰痛や生理不順、冷え性など、女性に起きやすい症状にも効果的です。
どくだみの持つ炎症効果や、抗菌作用をうまく利用しているのが、どくだみ風呂です。


このように葉を利用して使う方法や、お茶にして飲む方法など、使い方は色々です。
毒を出す強い働きがあります。
葉を火であぶり、あせもで化膿している部分に貼りつけることで、炎症が治まります。


お茶は利尿効果に優れ、便秘解消に最適です。
日本書紀にも載っているほど、古くから利用されてきました。

あせもに効くどくだみのにおいには特徴があります。

名前の由来にも諸説あり、今でもいい伝えられています。

アトピー性皮膚炎とあせもの関連性


アトピー性皮膚炎の人は、肌トラブルが起きやすい肌状態です。
普通の状態でも、とてもデリケートといってもいいでしょう。

肌状態がとても悪く、かゆみや炎症、それに特徴的な症状となる乾燥肌が起きています。
ここにあせもができてしまうと、さらに肌状態が悪化します。

アトピーのような乾燥肌の人の場合には、汗であせもができるのではありません。
肌の状態が悪いことで、汗の出口をふさいでしまうのです。


角質が硬くなり、毛穴もふさがれます。
ニキビなどもできてしまうことが多いのです。

あせもができると大人でもがまんできないほど、かゆくなる場合もあります。

子供ならばなおさらです。
季節に合ったお手入れをしておくことが大切です。


夏は特に汗の量が多くなります。
乾燥肌ではありますが、普段以上の注意が必要となってくるのです。

汗が多くなると、それが原因であせもができます。

冬の場合には空気の乾燥が原因となります。
服で皮膚を刺激しないようにしておきましょう。

毎日体に合った入浴方法にすることも重要です。
空気や湿度調整のほか、保湿が欠かせません。

アトピー性皮膚炎対策のためと、あせも予防のためです。

必要ならば、治療薬を使うことになるでしょう。


かゆみは我慢して、肌の状態を保つようにしておくことが大切です。

明治時代に登場したあせも治療品

あせもを予防するものには、ベビーパウダーがあります。

以前のいい方ならば、シッカロールです。

子供の頃に使っていたという人も多いのではないでしょうか。
お風呂上がりにはこのシッカロールを塗っておくのが、習慣になっていたのが明治時代です。


登場したのは、1912年、明治45年のことです。

広がりを見せたのは、このとき出版された「小児養育の心得」がきっかけです。
この本で紹介されてからというもの、明治時代の人にとってはあせもに効くものとして認知されました。

このシッカロールを開発したのは、和光堂薬局の開設者である、弘田長博士です。
東京帝国大学薬学科の丹波教授と、共同で作り出したものです。

この弘田博士は、湿しん薬として使われていた天瓜粉(天花粉)などを世間に広めた人です。
おしろいにも使われていた天瓜粉は、江戸時代から愛用されてきた成分です。


シッカロールは、明治後期のことですが、これより以前にも、あせもに有効とされていたものはあります。
主成分は、粉類が使われていました。
この天瓜粉以外にも、小麦粉や蕎麦粉、ひき茶、葛粉などです。


その後、亜鉛華があせもの治療に使われるようになりました。
そしてシッカロールが出る前には、亜鉛華澱粉があせも治療に使われていました。

子供のあせも予防

自分で動き回れるような年齢になると、子供はさらに多くの汗をかきます。

夏の暑い日は、外で遊ぶ機会も増え、さらに汗をかくでしょう。
そのままにしていることが多く、そこからあせもを作ってしまいます。
子供のあせも予防のためには、汗をかかないようにすることは難しくなります。


夏になったら、髪を切って、首筋にかからないようにしておきましょう。
あせものできやすい首を守ることができます。


汗をかいたら着替えるように教えることも大切です。

自分でできるという年齢のときには、しっかりと予防方法を教えておきましょう。
通気性や汗の吸収性のいいものを、着替えに持たせるようにします。
まだ幼稚園や保育園に行っているという場合には、先生に頼むといいでしょう。


室温が重要です。

家での設定温度を低くしてしまうと、外に出たときや、園での温度と大きく違ってしまうからです。
温度差についていけずに、暑さで元気がなくなる原因となります。


保育園などでは、冷房設備がないことが多く、あせもを作ってしまうのです。
自宅にいるときには、ビニールプールで遊ばせるというのもひとつの方法です。
汗を流す効果があり、楽しくあせも予防ができます。


寝るときには氷枕を当てるなどして、体を冷やすといいでしょう。快適なあせも予防です。

江戸からあったあせも治療

現代に限らず、江戸時代の夏もとても暑いものでした。

今のように冷房がなく、涼しくなる夜を待ってから外で涼んでいたのです。
あせもも当然多く出ます。

特別な治療薬というものを使うことなく、身近にあるものを利用していました。


植物などは、よくあせも治療に使われていたようです。

どくだみやよもぎ、びわの葉、桃の葉など、どれも江戸時代には多く見られた植物です。
これらをあせもや皮膚疾患の治療薬として使っていました。

どれも汗を拡散させる効果があります。
炎症を抑え、腫れを鎮めます。

よく使われてきた有名なものは、桃湯です。

桃の葉をお風呂に入れて、暑気払いとして銭湯で利用されていたのです。
タンニンの有効性がとても高く、ここからあせもに効くとされています。

薬としても利用されていました。

育児書として有名な、「小児必用養育草」があります。
ここには、天瓜粉や牡蠣粉、葛粉のなかからどれかをすって、あせも予防に使っていたと記されています。

家庭用ともいえる本、「女用訓蒙図彙」にも記載されています。

うどん粉にハマグリの殻を焼いて砕いたものを粉にして、混ぜます。
それを布に包み、あせもに振っておくのです。


今でいう、ベビーパウダーと同じようなものでしょう。

あせも予防にベビーパウダー

昔からあせも予防に使われてきたものと言えば、ベビーパウダーです。


乳幼児だけではなく、大人でも使えます。
パウダーが汗の吸収を助けてくれます。
汗からあせもができるのを防ぐことができるのです。

乳幼児に使うと汗腺をふさぎ、あせもができてしまうという人もいます。
ですが、適切に使っていれば問題はありません。
つけすぎないようにして、薄く使うようにしましょう。


お風呂上がりなど、肌を清潔にした状態のときに使うようにします。
肌が汚れていると、その汚れが毛穴をふさいでしまうことになるからです。

パウダーのつける量にも気をつける必要がありますが、パフも重要です。
毎日同じパフを使っていると、汚れがついてきます。
定期的に洗うようにしておきましょう。

パフを使ってベビーパウダーをつけるほかに、手にとってつける方法もあります。
薄く数回に分けて体につけていくようにします。


赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
汗を大量にかくことでも知られています。
蒸れやすく、あせもができやすい肌の環境なのです。

おむつをつけていることで、お尻にできてしまいます。
首のうしろやひじの裏、わきの下など、どの部分も汗が多く出る部分です。


全身に使って、あせも予防をするようにしましょう。