2012年10月アーカイブ

あせもに有効な桃の葉


今では桃の木を見ることは少なくなってきました。
以前ならば珍しいことではなく、その葉はよく、あせもに利用されてきたと言います。

今でも、昭和の頃から使われている桃の葉ローションがあります。
あせもができやすい子供用としても、家庭用としても、家族みんなで使うことができるものです。

肌を冷やす効果が高く、薬効にもすぐれています。
緊急時用にすぐ使えるよう、常備しておくといいでしょう。


あせもに効く桃の葉は、皮膚病全般に効きます。
日焼けで焼けた肌を冷やすためにも、使うことが可能です。
乾燥肌や肌荒れといった、よく起きる肌のトラブルや、
アトピー性皮膚炎のように慢性的なものにも有効です。


あせもに効く桃の葉ローションは、家庭で作ることもできます。
桃の葉があるという人は、ぜひ作ってみることをお勧めします。


葉を陰干しして乾燥させます。
それを煎じてから煮汁を冷まして使います。
保存させておくためのボトルを用意しておきましょう。
生モノと考えてもいいものですから、作ってからは5日ほどで使い切ります。


残りそうなときにはお風呂に入れるといいでしょう。


あせもが改善されていくのが分かるはずです。
桃の葉には、カリウムやタンニン、マグネシウムといった有効成分が大量に含まれています。


桃の葉を使った桃の葉風呂は、実際によく行われていたようです。



あせもに効くよもぎ



あせもや湿疹、かゆみや肌荒れといった肌トラブルに高い効き目があるのが、よもぎです。
草もち以外にもたくさんの用途があり、効用は昔から知られています。

今では、よもぎを使ったクリームやローション、入浴剤などが販売されています。
簡単に利用しやすく、あせもを早く治したいというときに、使ってみてはいかがでしょう。


よもぎには、コリンやアデニンのほか、精油のアルファーツヨン、シオネールなどが入っています。

このシオネールが、鎮痛効果、殺菌効果、保湿効果にすぐれている成分です。
どれもあせもには有効とされています。


全身に作用するため、あせもがないという人にもお勧めです。


皮膚疾患なら、あかぎれやひび、乾燥肌などを挙げることができます。


痔やぜんそく、高血圧、腹痛など、消化器系や気管支系の病気にも高い効き目を出します。
神経痛や腰痛、肩こりやリウマチ治療といった、外科的な効用もあります。
よもぎがすぐれていることが分かるでしょう。
お茶にして飲むことも、食用としても使うことができます。


もちろん、あせも予防のために入浴剤として使ってみてもいいでしょう。


よもぎ湯にする場合には、葉を陰干ししたものを乾燥させて使います。
さらに細かく刻み、袋に入れるだけです。

あせもに効くびわの葉



治療薬を使うことなく、あせもをよくする方法があります。

たとえば、びわの葉です。

びわの葉を使うには、3枚ほど用意します。
柔毛がついていますから、よく洗って落とします。
それから3センチ程度に切り、それを0.5リットルの水で煮てから冷まします。
お風呂に入れることも、あせもの部分を洗うこともできます。


びわの葉があせもに使われていたのは、江戸時代にまで遡ります。
暑気払いができるとして、長く親しまれてきました。
枇杷葉湯(びわようとう)として、びわの葉のほか、7種類の生薬を混ぜたものを飲んでいたのです。

生薬には、呉茱萸(ごしゅゆ)、莪述(がじゅつ)、木香(もっこう)、甘草(かんぞう)、肉桂(にっけい)、霍香(かっこう)が使われています。


あせものほかに、ねんざや打ち身にも使われるほど、用途が広い植物です。


びわの葉がまわりにないという人は、入浴剤や薬を購入してみることをお勧めします。
湿疹やかぶれといった皮膚疾患に使うことが可能です。


びわの葉はインターネットでも購入できます。


葉をあせもに当てて使う以外にも、お茶として楽しむことができます。

乾燥した状態で売られていますから、利用しやすいでしょう。
夏の暑い日の食欲不振に高い効果を表してくれます。


たんや咳といった症状にも効きます。
ひとつ家庭に常備してはいかがでしょうか。

あせもに要注意の人


あせもができやすいという人がいます。


汗を大量にかく太っている人や、皮膚炎の人、それに赤ちゃんです。

太っている人は汗だけではなく、皮膚がこすれることが多いということも理由になります。
密着している部分に、あせもができることが多いのです。


アトピー性皮膚炎の人は、乾燥している肌です。
表皮を硬くし、汗の出る部分を詰まらせる原因を作っています。

ただでさえ、アトピー性皮膚炎の人はかゆみをともないます。
そこにあせもができると肌トラブルを招くことも多くなってしまいます。


赤ちゃんの場合には、汗が多いということが大きな理由です。
体が小さくても、汗腺の数は大人と同じほどと言われています。

そしておむつです。

おむつはとても蒸れやすく、お尻にはあせもができやすい環境がそろっています。
まだ立って歩くことができませんから、それも原因です。
肌がこすれることが多く、通気が悪くなっています。


仕事も関係してきます。

熱い場所で作業する人は、汗をかき、それを拭く機会が限られます。
すぐに対応できずに、あせもができやすくなっているのです。


日焼けのように、過剰に肌を焼いてしまっても、皮膚にトラブルが発生します。
やけどのようになるだけではなく、あせもを作ってしまうのです。


あせもの注意点


あせも予防に効き目のあるベビーパウダーですが、対策としては使うことができません。
できてしまったあせもをひどくさせてしまうからです。
汗の出口をふさぐ結果となり、逆効果となります。

普段から汗をかいたらすぐに拭くようにして、肌を清潔にしておきます。
これはあせも予防だけではなく、肌トラブルも防ぐものです。
大量にかいてしまった場合には、着替えることも必要です。


夏になると特に、あせもには気をつけましょう。


予防のほかに、悪化させないようにしておきます。
あせもができてしまった部分をかいてしまうと、そこから清潔な部分にまで、とびひしてしまいます。
広がってしまうと治すことが難しく、皮膚の傷も治す必要が出てきます。

そして、黄色ブドウ球菌に感染すると、あせものよりができてしまいます。
これは夏になると赤ちゃんや子供の顔、頭部、首や背中にできる膿疱のことです。
赤く炎症が起きている状態になっていたら、気をつけるようにしましょう。


慢性化してしまったものが、汗疹性湿疹です。

かきすぎてしまったことで、できてしまいます。
このようなことにならないよう、かかないことが重要です。
さらに爪にはたくさんのバイ菌が含まれています。


あせもをひどくしないよう、爪を切っておくことが大切です。


あせもと間違いやすい病気


肌の状態が悪くなると、それだけで気分が沈んでしまいます。
そうならないように、普段から肌のお手入れには気をつけたいものです。

予防をしていても、あせもができたり、皮膚疾患になる場合があります。
似ている状態になりますから、適切な処置をするようにしましょう。

あせもの特徴は、汗を多くかく部分にできるということです。
ひざの裏側やひじ、うなじなどです。そして、季節でいったら夏に増えるということでしょう。


これに反して、角質の硬い部分にできるのが汗疱です。

足の裏や手のひらなどに水疱ができます。
赤く炎症が起きると、かゆみも出てきます。
季節の変わり目になると発症してしまうものです。

それに緊張からくる汗を、手のひらにかくという人にも起きやすい疾患です。
手のひらのような部分には、尿素入りのクリームを対策として使います。
悪化しているときには、ステロイド剤が処方されるでしょう。


そしてあせもと似ている症状となるのは、もうひとつ、汗疹性湿疹があります。

できる部分はあせもと同じです。
小さな湿しんが多くできるあせもと違う点は、肌が乾燥してくるということでしょう。


ざらざらすることが多く、全体的に炎症が起きます。
強いかゆみが出るという点も見逃せません。

区別するのは難しいので、皮膚科に行くようにしましょう。